サービス&チャレンジ

“マーケ担当者目線”でSEO、Web広告、UI改善をワンストップサポート!ネットイヤーグループの最新サービス「POT」とは

デジタルマーケティングに取り組んでいる企業の多くは、"SEO"、"Web広告"、"UI改善"それぞれについて何らかの対策を講じていると思います。一方、それぞれを専業代理店が行う場合が多いため、KGI達成のための総合的な施策が打ち出しにくいケースが増えています。そこでNTTデータのグループ会社であるネットイヤーグループでは、2019年にPOT(Performance Optimization Team)を立ち上げました。Webサービス全体を横断してデジタルマーケティング施策の検討・推進をご支援することで、最短で最大の効果をめざせるよう取り組んでいます。この記事では、POTに所属するメンバーにそのサービス内容を詳しく説明してもらいました。KGI達成にお悩みの方は、ぜひ一読ください!

風間広大さん
風間広大
ネットイヤーグループ株式会社カスタマーエクスペリエンス事業部プロデュース部
パフォーマンスオプティマイゼーションチーム チームマネージャー

2013年にネットイヤーグループに入社。プロデューサーとしてホテル・住宅・家電業界などさまざまな業界のデジタルマーケティング支援に従事。2019年よりサイトの集客・CVRを最適化・PDCA支援を行うためのパフォーマンスオプティマイゼーションチームを設立。

デジタルマーケティング支援を通して見えてきた、個別最適の課題

まず、このサービスに至った経緯をご説明します。最近私たちがお声がけをいただくお客さま企業からは、「全体最適の観点から正しい対策が取れているかが分からない」、「データ分析はするものの、成約までに至らない」、「複数の専業代理店とのやり取りが多くて困っている」といった声が増えてきていました。特に、Webサービスの流入増加施策として代表的な"SEO"、"Web広告"、"UI改善"について、それぞれ個別に対策を講じているお客さま企業が多く、なかなか成果に結びつかないケースが多く見受けられました。

これは、施策の領域ごとに別の専業代理店を直接起用していることが大きな理由であると考えています。結果、個別最適な施策によって総合的な成果に結びつかない、マーケティング担当者が複数の専業代理店と目標共有、予算配分、改善依頼などを行うことに多くの時間を割かれる、といった状況に陥っています。さらに、ひとつの施策においても、戦略を立案するコンサルティング会社と施策を実行する制作会社が別々の場合も多く、マーケティング担当者の調整の手間がますます増えてしまうケースも少なくありません。

こうした課題によって、マーケティング担当者が本来行うべきである、本質的なマーケティング課題に向き合う時間を十分に取ることができていない現状があります。

大切なことはマーケティング担当者目線に立ち、KGI達成に貢献すること

POTチームのサービス領域
POTチームのサービス領域

こうした課題感から、ネットイヤーグループでは、"SEO"、"Web広告"、"UI改善"の3 領域を横断して支援することで、Web サービスの成果の最大化を図る新たなチーム=POT(Performance Optimization Team)を立ち上げました。お客さま企業のマーケティング担当者と同じ目線で、Webサービス全体を俯瞰的に捉えて課題を洗い出す、それら課題に全体最適の目線で優先順位をつける、そして具体的な施策を立案し実行・評価までを行う。このように、全体最適の視点で戦略立案から実行・評価までをワンストップでサポートすることで、整合性・一貫性のあるマーケティング施策の推進、各施策に対する投資対効果の最大化、マーケティング予算配分の最適化に加え、お客さま企業のマーケティング担当者が本来取り組むべき戦略検討に注力することも可能となります。

process
POTのサービスの進め方プロセス

また、POTの特徴として、大きく3つのポイントが挙げられます。

①KGI達成につながる施策の選定と予算の最適化を行います
"SEO"、"Web広告""UI改善"の各施策について、Web個々の施策の効果最大化と、マーケティング予算の最適化をめざします。

②マーケティング施策の立案から実行・評価までワンストップで支援します
"SEO"、"Web広告"、"UI改善"の各施策の立案から実施・評価まで、マーケティング担当者に代わってご支援が可能です。また、お客さま企業と既存の専業代理店との間に入ることで、専業代理店のディレクションをご支援することも可能です。

③マーケティング担当者が本来の業務に集中できるようにします
ワンストップサポートによって、これまで複数の専業代理店に費やしてきたコミュニケーションの手間を大幅に減らします。結果、マーケティング担当者が本来行いたい、本質的なマーケティング課題の検討・推進に時間を充てることが可能になります。

このように、俯瞰的・横断的かつワンストップでデジタルマーケティング施策をご支援できるのは、これまでCXを起点としたWebサービスの改善・リニューアルからWeb 広告・SEOといった流入施策までをトータルにご支援してきたネットイヤーグループならではの強みであると考えています。

立ち上げから1年、KGI大幅改善の事例続出!

POTチームのmember
POTチームメンバー 左から上原弘章氏、新井康平氏

上原弘章
ネットイヤーグループ株式会社カスタマーエクスペリエンス事業部プロデュース部
パフォーマンスオプティマイゼーションチーム シニアプロデューサー

2015年ネットイヤーグループ入社。大手クレジット会社の決済サービスの構築・運用ディレクションや大手インフラ会社のデジタルプロモーションの企画・運用、大手スーパーマーケット会社の公式アプリのプランニングなど、幅広い業務を経験。2019年の立ち上げ時からPOTチームへ参画している。

新井康平
ネットイヤーグループ株式会社カスタマーエクスペリエンス事業部プロデュース部
パフォーマンスオプティマイゼーションチーム プロデューサー

2015年ネットイヤーグループ入社。ナショナルクライアントのデジタルマーケティング戦略立案から個別施策の企画立案業務に携わる。2019年よりクライアントのWEBサービスの成果達成をミッションとしたPDCAサービスの立ち上げと、プロデューサーとしてクライアント支援・事例創出に従事。現在はチームマネジメントにも携わる。

ありがたいことに、2019 4 月にチームを立ち上げてからの反響は想像以上に大きく、お客さま企業や社内営業部門からの相談も絶えない状況です。結果的に初年度目標としていた売上を大幅にクリアすることができました。予想をはるかに超えるニーズがあり、チームとしても手ごたえを感じています。

某商業施設さまのECサイトでは、SEO、UI改善、データ分析の統合支援をさせていただいた結果、コンバージョン数が前年対比140%増、サイト流入数も前年対比130%増を達成しました。また、重点キーワードでは継続的に検索結果1位を達成しているなど、さまざまな面で大きな成果を上げることができました。

また、某ネットスーパーさまにおいては、Web広告とサイトUI改善を合わせてご支援させていただきました。「外部環境の変化に対応できていない」、「お客さまの利便性より業務視点を優先している」などの課題を抱える中、ユーザー像を明確にするところから取り組み、あるべきユーザー体験を描くことによって、現状の課題と改善施策を導き出しました。この内容を基に、Web広告の運用やWebサイト・LPの改修、ABテストを実施し、CVRが約150%改善、サイト内のフォーム送客率が約350%改善という大きな成果を上げるまでに至りました。

一方、知識やノウハウが日々更新されるこの領域において、チームの専門性を継続的に高めるべく、"SEO"、"Web広告"、"UI改善"に関する知見の蓄積にも力を注いでいます。3領域の課題を個々に理解するのではなく、3領域の理解に基づきつつ、俯瞰的・横断的にしっかりと課題を定義できる人材であることを意識したケイパビリティ向上に取り組んでいます。

今年度以降はさらなる拡大を目指しています。これまでは既存のお客さま企業を中心に取り組んでいましたが、20205月に「パフォーマンスオプティマイゼーションサービス」(注1)としてプレスリリースを発表、正式なサービスとしてスタートしました。チームメンバーも増員し、売上も1.5 倍増をめざしています。お客さま企業と同じ目線で課題に向き合い、自分たちにしか出せない価値を提供することで、良質なリレーションシップを築いていきたいと考えています。
注1)「パフォーマンスオプティマイゼーションサービス」プレスリリース  
   https://www.netyear.net/news/press/20200512n.html

 

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